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校長コラム

埼玉医科大学ってどんな大学?現役医師目線で見る入試・臨床教育・埼玉の魅力

埼玉医科大学ってどんな大学?現役医師目線で見る入試・臨床教育・埼玉の魅力

皆さんこんにちは!Dr.TAKAゼミ医学部予備校校長の上山です医学部を選ぶとき、どうしても最初に目が行くのは偏差値や学費、入試科目です。

もちろん、それらは大切です。ただ、現役医師として医学部受験生にもう一つ見てほしいのが、「その大学でどんな臨床現場に触れられるのか」という部分です。

医学部は入学して終わりではありません。6年間学んだ先には、研修医としての生活が待っています。

その意味で埼玉医科大学は、入試だけでなく、大学病院・総合医療センター・国際医療センターという複数の大きな医療拠点を持っていることも知っておきたい大学です。医学部の本拠地は埼玉県毛呂山町。福岡の受験生には「毛呂山……どこだ?」となりやすいと思いますが(笑)、調べてみると埼玉医大らしさが見えてきます。

現役医師目線で見る埼玉医大―「どんな病院を持っているか」は意外と大事

埼玉医科大学は、「すぐれた実地臨床医家の育成」を建学の理念の一つとして掲げています。受験生サイトでも6年一貫の統合カリキュラムが示されており、医学の知識だけでなく、人間性や問題解決能力なども重視されています。

医師になってから振り返ると、医学部選びでは附属病院の厚みも結構大切です。

埼玉医科大学には、毛呂山の埼玉医科大学病院、川越の総合医療センター、日高の国際医療センターがあります。大学病院は特定機能病院として教育・研修の場を担い、総合医療センターは36診療科・12診療センターを持つ大規模な急性期病院。国際医療センターは、がん・心臓病の高度専門医療に加えて救命救急医療にも対応しています。

医学部生のころは、「循環器に行く」「外科に行く」など将来の診療科を決めている人ばかりではありません。むしろ実際の患者さんや診療科に触れて初めて、「自分はこの分野が好きかもしれない」と気付くことも多いです。

だからこそ、性格の異なる大きな医療施設を大学として持っていることは、一つの見どころだと思います。

国際医療センターが大学病院として日本で初めてJCI認証を取得し、2024年に4回目の認証を受けているというのも、患者安全や医療の質をかなり意識していることが分かるポイントです。

埼玉医大の入試は「難問対策」だけでなく、時間内に取る力を

2027年度の医学部一般選抜は、前期60名、後期20名、大学入学共通テスト利用選抜10名が予定されています。このほか学校推薦型選抜として、指定校枠・一般公募枠・埼玉県地域枠・特別枠があります。

一般選抜の1次試験は、数学100点、理科2科目200点、英語100点の計400点。前期では数学50分、理科2科目90分、英語70分で、数学・理科・英語はいずれもマークシート方式です。さらに小論文も課されます。

ここで個人的に注目したいのが数学50分です。

受験勉強をしていると「もっと難しい問題を解けるようにならないと」と考えがちですが、医学部入試では、難問を1問解けること以上に、標準的な問題を限られた時間の中で落とさないことが合否を分けることがあります。

2026年度の一般前期では、1次試験の合格最低点は272点/400点、後期は262点/400点でした。年度によって難易度や最低点は変わりますが、「全部できないと受からない試験」ではないことも分かります。

過去問を解くときには、

「何点だったか」だけではなく、

「取るべき問題を何問落としたか」「時間があれば解けた問題が何問あったか」

まで確認してほしいところです。

毛呂山ってどこ?せっかくなので埼玉の小ネタも少し

埼玉医科大学医学部があるのは、さいたま市でも大宮でもなく、入間郡毛呂山町です。

東京のど真ん中にある都会型の医学部とは少し雰囲気が違い、自然も比較的身近な環境です。

一方で、埼玉医大の医療拠点は毛呂山だけではありません。

総合医療センターのある川越や、国際医療センターのある日高など、県内の複数地域に広がっています。

川越は「小江戸」として知られる観光地ですし、県西部から秩父方面に足を延ばすと自然もかなり豊かです。

そして、ここからは完全に受験には出ない小ネタです(笑)。

埼玉の名物といえば、

深谷ねぎ
川越いも
狭山茶
草加せんべい

あたりが有名です。

さらに秩父方面では「みそポテト」という郷土料理もあります。

医学部受験中はそんなことを考える余裕はないかもしれませんが、医学部は6年間あります。

大学に入れば、毎日勉強だけをしているわけではありません。

友人とご飯を食べたり、休日に少し出かけたり、実習先へ移動したりしながら6年間を過ごします。

そのため、

「その地域で6年間生活する」

という視点も、実は大学選びでは意外と大切です。

受験するときには「合格できるか」が最大の関心事ですが、その大学で長く生活し、実習を行い、将来医師になることまで考えると、大学の雰囲気や周辺環境まで少し調べてみると志望校がぐっと身近になります。

埼玉医科大学を志望している方は、偏差値や過去問だけでなく、ぜひ「どんな医療環境で学ぶ大学なのか」というところまで見てみてください。

Dr.TAKAゼミ医学部予備校でも、大学ごとの問題傾向や合格可能性だけでなく、受験生一人ひとりとの相性まで考えながら受験校を検討していきます。

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