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校長コラム

現役医師が考える、偏差値帯別の勉強法【化学編】

現役医師が考える、偏差値帯別の勉強法【化学編】

偏差値40~50の場合

別のコラムでも述べたように、医学部を目指すには1年間相当に魂を込め不屈の精神で猛烈に頑張らないと難しい偏差値帯になります。もちろん、41と49では大きく違うなどはありますが、そういっていてはなかなか分類が難しいので、このように分けさせて頂いています。

これくらいの偏差値帯ですとまず間違いなく、化学を勉強していくうえで必須の基本知識がしっかりと入っていないです。例えばExcelの基本問題を解いても結構間違える、「宇宙一」シリーズを読むと全く知らなかった知識が次々に出てきて目から鱗状態、という感じだと思います。

一番問題なのは、浪人開始時の偏差値がこのレンジにいることではなく、身の丈にあわない勉強をしてしまう事です。まずは騙されたと思って理論・有機は「宇宙一」シリーズを、無機は「岸の化学をはじめからていねいに」を読みましょう。そして概要を掴んでからまずはExcelの基本問題が満遍なく解けるようにしていきましょう。

この偏差値帯で重要問題集や基礎問題精講などに取り組むのはやめた方がいいと思います。そもそもmolの取り扱いも本当の意味では良く分かっていない可能性の高い偏差値帯ですので、まずは基礎をしっかり固めて化学の概念を正しくつかむ努力をしていきましょう。

偏差値50~60の場合

化学の基本中の基本は理解している可能性の高い偏差値帯です(ただし完璧とまでは言えない人も多い偏差値帯です。不安な場合は上述のようにExcelの基本問題を完成させましょう。)。学校・予備校の授業や、上述の「宇宙一」「はじてい」シリーズを片手に、Excelの応用問題や重要問題集のA問題を解いていきましょう。ただし、まだ枝葉末節の知識にはこだわらなくて良いです。大枠を理解するよう努めましょう。

Excelの応用問題が全部サラサラ解けるようになったころにはかなり化学を得意だという認識に変わっており、この偏差値帯はいつのまにやら脱出できている可能性が高いです。

化学は現役生がとても苦手とする科目です。現役生にとってはどれだけ浪人生に化学で肉薄できるかが勝負の分かれ目になりますし、浪人生にとっては現役生を引き離すチャンスとなる科目です。私の認識としては、化学は点数が最も安定する科目だと考えていますので、是非得意科目にして受験本番では心の支えにできるよう集中して取り組んでいきましょう。

偏差値60~の場合

偏差値が60前半であるならば科目偏差値としては合格がもらえる医学部もある可能性は十分にあります。私としては偏差値が65までのレンジであればExcelの応用問題までを完璧に仕上げ、共通テスト・二次試験の過去問などで演習を行い知識の抜けがあればその都度補っていく、というトレーニングで十分辿り着くレベルだと思っています。

自身も高校の時の化学の科目偏差値は65程度はあったかと思いますが、重要問題集のB問題が解けたかといえば大いに疑問だったと思いますし、理論化学は得意でしたが無機や有機は多くの現役生同様、かなり知識があやふやなままセンター試験(今でいう共通テスト)に突入してしまった記憶があります。ただ相対的に見れば地方国公立医学部合格に必要なライン位はあったと思いますので、あまり焦ってあれこれ手を出すのではなく、やはり基礎~標準を固めていけばよいです。

繰り返しになりますが、化学は知識の積み上げの科目であり、一度得意になってしまえばかなり点数が安定する科目でもあると思いますので、現状のレベルに合わせた学習が必要であり、そのレベルというのは受験生の皆さん本人が自覚しているよりも圧倒的に低い所にある可能性が高いのでしっかりと現状でやるべきことを指摘してくれる環境に身を置いて頑張って行くのが良いと思います。

ここまでお読み頂いてありがとうございましたm(__)mまた次回のコラムでお会いしましょう(・ω・)ノ

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