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校長コラム

間違いだらけの医学部受験②

間違いだらけの医学部受験②

皆さんこんにちは!今回は前回に引き続き巷にはびこる医学部受験の間違いについて述べて行きたいと思います。

間違い②少しでも偏差値の高い医学部を狙うのが絶対正義である

これに関しては個人個人の考え方もありますので絶対にダメな考え方であるというつもりはありませんが、まず医師になってからのキャリアや待遇等々において「○○大学出身だからどうこう」といったようなことは、臨床を長くやらせて頂いている私の肌感覚では、受験生の皆さんが考えるほどには医師の世界ではほとんど意識されないと思います。

かくいう私も、受験生の頃は「○○大学と△△大学ではどちらの方が名門だから偏差値が高くて~」とか、「■■大学と◇◇大学では医局の力がどちらの方が強くて~」的な話題を同級生が話すのを「へー、そうなんだ!」といった感じで興味を持って聞いていたものですが、どこの大学に行ってもきちんと医学を勉強できることには変わりないとですし、もちろん所定のカリキュラムをこなしテスト等に合格すれば医師免許は取得できるわけですし、医師になってからのキャリアは出身大学というよりは自分自身の手に委ねられていると思います。

これは気休めではなく、本当に医師の中でそういった事を強く意識している人はあまり見たことがありませんし、実際に働いていく中で、「そういえば受験生の頃はそんなこと考えていたなあ」と思っている医師がほとんどだと思います。

縁のあった大学で一生懸命頑張ろうという発想を持とう

ですので、あまり偏差値や名門と言われているかどうか、などといったことは過剰に意識せず、御縁のあった大学で一生懸命勉強するという姿勢で臨むのが良いのではないかと思います。

その理由はいくつかあるのですが、まず前回のコラムにも書きましたが旧帝大などのいわゆる「名門」と言われたり偏差値が特に高い大学は、本当に難しいです。当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが、この辺りのレベルのなってくると、誰もがプロ野球選手にはなれないのと一緒で、ある一定の地力・能力といったものが必要とされてくると思います。

また、そこを強く意識すぎるがために難しい問題集・難しい参考書に背伸びして取り組み、結局は全く身につかず受験を迎える頃には地方医も遥かかなた…。という感じになってしまう生徒さんをたくさん見てきているからこそのアドバイスです。

自分のレベルに合った勉強を着実に進めていき、標準的な問題を分野の偏りなくしっかり解けるようにし、まずは地方医を確実に合格できる力を養っていきましょう。

推薦や総合型も積極的に考えるべし

私立国立問わず、現在の入試では推薦や総合型で合格できる人数がとても多く設定されています。特に地方の大学で地域出身者限定等の制限がついている場合、一般入試よりも学力的なボーダーはかなり下がることもあります。

医学部は医学部でもここかここじゃないと嫌だ!という気持ちが強すぎると折角のチャンスを逃してしまう可能性があります。「住めば都」という言葉もありますし、卒業後の勤務地域縛りがある推薦枠もありますが、「御縁のあった大学で頑張る」という意識で自分を育ててくれた地域に恩返しをするという姿勢で医学を学んでいくことも悪いことではないと思います。

とにかく今は国立・私立問わず医学部受験は本当に難しいですし、私が受験した20年前よりも(特に私立は)確実にレベルアップしていると思いますので、受験生の皆さんは本当に大変だと思いますが、1%でも合格の可能性を挙げていけるように日々頑張って行きましょう!

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