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校長コラム

現役医師が考察する私立医学部難化の理由

現役医師が考察する私立医学部難化の理由

私立医学部・偏差値の今と昔

皆さんこんにちは!Dr.TAKAゼミ医学部予備校校長の上山です(^^)/今回は医学部、特に私立医学部が今なぜこんなにも難しくなっているのか?という事に関して私なりの考察をしていければと思っております。

まずは、偏差値ベースで過去から今に至るまで私立医学部の難易度がどのように変遷してきたかを見ていきたいと思います。まず、1985年前後(約40年前)には、なんと偏差値40を切っていても合格ラインに達する医学部があったようですし、40台で合格ラインに達する大学も多数存在していました。

今の私立医受験生の皆様にとっては大変驚きだと思いますし、羨ましい…!と思う気持ちもあるのではないでしょうか。1995年にはさすがに大分難化してきましたが、まだ偏差値55前後で合格ラインに達する私立医も存在していました。

現在の大学受験生の親御さんは50~60歳の間位の方が多いと思いますので、自身の受験生時代はこの1985~1995年あたりであった可能性が高く、「私立医はたくさん受ければどっかには受かるでしょう?」という感覚の方も多いかと思います。

しかし現在では御存じの通り私立医も難易度は極めて高く、河合塾さんの偏差値表を参考にさせて頂くと、偏差値60未満で合格ラインに達する私立医学部は存在しません。共通テストが不要、問題の傾向が異なるなどの違いはありますが、これは国公立で言えば旧帝大の工学部などを合格できる力がないと合格が非常に難しいという事になるのです。

私立医難化の理由は?

少子化の世の中にもかかわらず、なぜ私立医がこんなにも難化の一途を辿っているのでしょうか?一般的には不況に対して安定しているからとか、ステータスが高いからなどと言われていますが、これは昔からそんなに変わってきているとは思えませんし、主の理由ではないように思います。

お金持ちが増えたから!というのも本当にそうかどうかは怪しい所で、ハッキリした理由にはならない気がします。

私見ですが、考えれられる理由を3つ挙げたいと思います。

①情報化社会で誰でも医学部受験に関する詳しい情報を手に入れられるようになったにつれ、私立医学部が「開業医の子息のため特別なもの」から「長い目で見た時には十分学費分以上の価値がある」と考えるようになっている世帯が増えている

②女性志望者の増加により全体的な学力レベルが上がっている

③全体的には学費軽減傾向である

こういった所が大きな理由かと思います。例えば①に関して考えると、昔はイメージだけで「私立医なんて学費的に絶対無理!」と考えていた収入層の世帯が、③にも伴って、「あれ、学費がこれくらいなら遠くの国公立医に行って一人暮らしするお金を考えたら意外とトータルでこれくらいしか変わらなくて、学資ローンを利用すれば…」などと検討するケースが増えてきているのではないかと思います。

難化時代の医学部受験を乗り切るには作戦が大切

ということで、国立の滑り止めでいくつか受けとけば私立医はどっか受かるっしょ!というような時代では全くなくなってきているという事が分かってもらえたと思います。

一般受験の場合はそれぞれの大学の過去問対策が必須だと思いますし、国立と併願の場合は国立の志望校と比較的難易度や傾向がそもそも近い学校をチョイスするのも一つの作戦と思います。

また、私立医を数多く受験する場合も偏差値だけを見て選ぶのではなく、問題の傾向や難易度が近い大学でそろえるのが勉強や対策がしやすいと思います。

また、一般受験がこれだけ難しくなっていることを考えると、私立専願でも良いという方は推薦を積極的に考えた方が良いと思います。科目をさらに限定することが出来たり、私の知る限りではやはり一般受験より偏差値的にもかなりハードルが下がるケースが非常に多いように思います。

ここまでお読み頂きありがとうございました!私立医戦国時代、正しい勉強法としっかりした受験戦略で合格目指して頑張って行きましょう!!

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