医学部合格のための勉強法~数学編①~
高校数学は苦労して当たり前

こんにちは、Dr.TAKAゼミ医学部予備校校長の上山です!
今回から、医学部合格のための勉強法について考えていきたいと思います。まずは最も重たい科目である数学からです。
そもそも医学部受験に限らず、中学までの数学と高校で習う数学の難易度や覚えないといけない公式、必要とされる計算力などは段違いです。これは皆さんもこれまでの勉強の中で当然感じていることだと思いますが、『誰でも苦労する』ということを忘れないでください。
自分だけがなかなか出来るようにならない訳ではないのです。高校受験で各地のスター選手のような立ち位置であった人も大学受験の数学は必ず苦労します。苦労して苦労して苦労して、、、やっと何とか全範囲をある程度できるようになる、それが高校数学というものだと思います。
まずはこの前提に立って話を進めていきたいと思います。
難しいことをやらない勇気

高校数学を出来るようになるために必要なことは何か?と聞かれたときに私はまず『難しいことをやらない勇気』だと答えるようにしています。
医学部受験は難しいですよね?だったら難しい問題も解けないとまずいのではないですか?ということを良く聞かれますし、それが完全に間違っているとは思いません。ただし、地方国公立医や中堅~下位私立医に通れば万々歳、という方にとっては教科書~標準的なレベルをしっかりと全ての分野できっちりとできれば十分なのです。
それくらい出来れば概ね全統模試の偏差値が65前後はいくと思いますし、65程度の人の数学力を考えると、そのレベルが達成されているかどうかちょっと怪しい位だと感じます。
皆さんがまずはクリアしないといけないのはこのレベルだと思いますので、基礎の充実が出来ていないのに『青チャート5周やって完璧にするぞ!』と意気込んでやってみてもどこかで心が折れて結局は全然終わらない人がほとんどです。
教科書傍用問題集や黄チャートが9割方できれば良いと思います。これくらいでも達成できている人はほとんどいませんし、これらの問題集を完璧にしてもまだ足りないレベルがあるとすれば偏差値67.5overの難関私立や旧帝クラスの国公立医学部狙いの受験生位でしょう。
無理なく無駄なく、効率良く勉強していこう

さて、例えば受験まであと10か月程度、という状況を想定したときに時間はかなり多くあるようですが、実はかなり限られています。数学だけやっていれば良いのならば良いですがほとんどの私立医では英・数・理科2科目が必要ですし、国公立医に至ってはそれに加えて現代文・古文・漢文・社会・情報も一通り完成させないといけません。数学に使えるのは1日3時間~5時間位でしょう。
では、限られた勉強時間の中で、中学の時とは比べ物にならない量の学習内容を習得し、得点力を上げていくためにはどのようにすれば良いでしょうか?当たり前ですが、効率良く勉強していくことが非常に大切です。
「なんだそんなことか、ここまで読んで損した(*´Д`) 効率良く勉強する、は既に心がけてやっているよ」と感じた方もいると思いますが、ちょっと待ってください!その勉強法は本当に、効率よく正しい勉強法でしょうか?
昔話になってしまいますが、私の母校は「皆で協力して受験を乗り越えていこう」という風潮があり、効率良い勉強法を、日々皆で情報交換し取り組んでいたように思います。そういったこともあり、高校時代に他の人がやっている勉強法に対して疑問を感じるということはほとんどありませんでした。
しかし、大学に入学した後学習塾でのアルバイトや、個別指導塾Dr.TAKAゼミでの経験からみると入塾時に今までやっていた勉強法を聞くと、唖然とするような勉強法を要領の良いやり方だと思い込んでやっている学生さんがあまりに多く、論理的思考力を持ってきちんと学習を進められている人はごく一部であるということを実感しています。
では、私の考える正しく効率良い勉強法とはどのようなものか!?ということを、良くない勉強法の例なども交えながら次回からのコラムで考察していきたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました(^^)/